iPodによる中国語学習

 iPodを買ってから、すっかりiPodの世界にはまっている。
 最近は、もっぱら中国語のレッスンをダウンロードして、中国語の勉強に使っている。中国語学習のサイトには、日本ベースのものもあるが、上海ベースの英語サイトが面白い。
 中国語を勉強していて気づいたのは、英語教育と比較すると、日本における中国語教育の方法論がまだまだ未発達ということである。中国語の文法は英語に似ているので、英語との対比で教えれば分かりやすいのに、いまだに非効率的な学習方法がまかり通っている。ある中国語参考書の著者によると、中国語を教える先生のほとんどが英語ができないのがその理由らしい。
 ChinesePodは英語を使って中国語を教える上海ベースのサイトであるが、英語で説明されると目から鱗が落ちるように中国語がよく分かる。英語圏の中国語教育のノウハウは急速に成長しているという印象を受ける。裏返せば、中国における英語教育のノウハウも急速に成長しているに違いない。英語圏と中国語圏の急速な接近に、日本だけが取り残されているようで寂しい気がする。