謹賀新年

明けましておめでとうございます。

晦日から3日まで鯖江の実家でのんびりしていた。といっても、3日は、11月に報恩講回りが出来なかったので、遅ればせながら、檀家の皆さんのところに報恩講回りをしてきた。報恩講とは、浄土真宗の大事な行事で親鸞聖人の命日に聖人のご恩に感謝するというものである。本当の命日であるご正忌は1月16日なのだが、北陸地方は雪を避けて11月に行われるようになったのではないかと推察している。

お正月に迷惑かなと思いながら伺ったが、意外と(?)歓迎された。住職の活動は、政治活動とも、また、ビジネスとも異なる満足感がある。親鸞聖人の教えを通じて、様々な人とつながることのできる喜びとでも言おうか。ご家族の死をどう受け止めて良いか戸惑っている方の気持ちを少しでも楽にしてあげることができるのは有難いことだと思う。

発足4か月で早くも危険水域に陥っている鳩山政権については、後日、書くことにしたい。