中央仏教学院

中央仏教学院通信教育の卒業式に出席するため、京都に行く。通信教育を始めたのは6年前だが、最初の3年間はさぼって、自動退学になってしまった。

5年前に父を亡くし、4年前の知事選に敗れたときに、まだ、自分には父の子としてやり残していることがあると気づき、再度、中央仏教学院通信教育専修課程に再入学し、今度は何とか3年間で無事、卒業することができた。

これで仏教を理解できたとも思えないし、本当の信心を得たとも思わないが、仏教と浄土真宗について体系的に学ぶことができたのは大きな成果だった。これからも仏教について学び続けていきたい。

卒業式の後の同窓生懇親会で全国各地に同窓会なるものがあるのを知った。面白いことに、福井、石川、富山、滋賀、京都、大阪にはそれぞれ県ごとに支部があるが、関東や東海、東北地方になると関東支部、東海支部というようにブロックの支部になってしまう。

浄土真宗は全国的に広がっているものと思い込んでいたが、あまり浸透していない地域もあるということを初めて知った。親鸞聖人は新潟に流され、その後、十数年、関東地域で布教活動をしていたのに不思議である。