選挙が終わって

選挙が終わって、1週間以上たった。4度目にしてようやく本懐を遂げることができた。開票結果後、テレビでマイクを向けられて、今のお気持ちはと何度も聞かれたが、「とにかく、ほっとしています」というのが正直な気持ちだった。

今回、草の根の原点に戻って、選挙戦を戦い、色々感じたことがある。

まず、選挙で一番大事なことは、候補者の精神であること。候補者の精神とは、有権者に本当に伝えたいメッセージと、そのメッセージを伝える候補者の心理状態である。有権者の方は一瞬にして候補者の心理状態を見破ってしまう。選挙は自分との戦いであるとあらためて感じた。

次に、従来型選挙でお決まりの、①決起大会、②個人演説会、③お練り、はほとんど無意味であること。もっとも、これは僕の知名度が高かった、過去3回の選挙の蓄積があったがゆえに言えることという反論があろう。その通りであるが、効果を度外視して、とにかくやらなければならないことが多過ぎるのがいまの選挙である。今後、選挙のやり方も変わっていって欲しいものだ。

(注)公職選挙法178条の規定により、「御礼」「お陰様」「当選」等の言葉を使用することは禁じられておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。