いよいよ告示日

 いよいよ明日、告示日を迎える。現在、夜8時、事務所でコンピュータに向かっている。外ではごろごろと雪雷がなっている。天が新しい時代の幕開けを示しているかのようである。

 出馬表明してから市内各地の支持者の挨拶回りをしていると、呆れるような事実が次々と明らかになってくる。対立候補の陣営は、相も変わらず、自治会や区長を使って選挙資料を配っている。市内のほとんどの公民館や介護老人施設には、対立候補のポスターが貼られている。さらには、嫌と言えない企業を締め付けて、社員をバスに乗せて無理やり期日前投票させる計画を立てているとも聞く。一部の権力者たちが、金と権力にものを言わせて、自分たちに都合のいい市長を決めようとしているのである。

 『無理が通れば、道理が引っ込む』という言葉があるが、いまの福井市では、まさしくその通りとなっている。道理を無視して、無理を押し通す権力者は、ボスであっても、リーダーではない。知識社会に必要なのは、無理を通すボスではなくて、道理を通すリーダーである。

 今回の選挙は、一部の権力者たちの都合で動く福井市のままでいいのか、それとも、市民の常識で動く福井市を実現するのか、その選択が問われている。

 21世紀の福井市の将来を決める大事な選挙である。福井市の将来を決めるのは、一部の権力者たちでなく、我々一人ひとりの福井市民のはずだ。私の政治生命を賭けて、市民の常識がボスの非常識を正す、道理が無理を引っ込ませる福井市を実現したい。