惜しかった清水選手

 昨日、ボクシングのタイトルマッチを観戦してきた。世界チャンピオンの内藤大助が三度目の防衛を果たした試合だが、対戦相手の清水智信選手が福井出身ということで、福井県人で誘い合って清水選手の応援に出かけていった。
 いや、実に惜しい試合だった。9ラウンドまでは判定で清水選手が上回っており、「ひょっともすると勝てるんじゃないか」と身を乗り出して応援していた。ところが、10ラウンドに入って、捨て鉢になった内藤のパンチが当って、ダウン。何とか立ち上がったものの、連打を浴びてKOされてしまった。それまで優勢に試合を進めてきたのに、一瞬でひっくり返されてしまった。ボクシングは怖いものである。若い清水選手は泣いていた。応援していた僕たちも意気消沈。清水選手は才能のある選手なので、これにめげずに再起して欲しいものだ。